【ルサイル時事】サッカーの第22回ワールドカップ(W杯)カタール大会最終日は18日(日本時間19日未明)、ルサイルで決勝が行われ、アルゼンチンがフランスを下し、ディエゴ・マラドーナを擁した1986年メキシコ大会以来36年ぶり3度目の制覇を果たした。 優勝回数はブラジルの5度、イタリア、ドイツの4度に次ぐ歴代単独4位。南米勢の制覇は2002年日韓大会のブラジル以来5大会ぶり10度目。「最後のW杯」と位置付けたアルゼンチンのエース、リオネル・メッシ選手(35)は悲願を達成した。 中東で初開催の今大会は、異例の11~12月に行われ、「史上最もコンパクトな大会」とうたった。カタールの移民労働者や性的少数者に対する人権侵害が問題視されたが、混乱なく終えた。次回の26年大会は米国、カナダ、メキシコの北米3カ国で共催され、出場チームは32から48に拡大される。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕優勝トロフィーを手に歓喜のメッシ(中央)らアルゼンチン代表=18日、ルサイル 〔写真説明〕PK戦でフランスに勝利し、喜ぶメッシ(右上)らアルゼンチンイレブン=18日、ルサイル(AFP時事) 〔写真説明〕延長後半、勝ち越しゴールを決めるアルゼンチンのメッシ(右)=18日、ルサイル(ロイター時事)