モロッコのレグラギ監督が試合後、真摯(しんし)な対応を見せた。大会前の大方の予想に反してアフリカ勢初の4強と歴史を塗り替えた。記者会見ではある記者から「モロッコの実力を侮っていたので申し訳ない」という発言があった。 それに対し指揮官は「母国でさえ、それほど期待していなかったからあなたは謝る必要がない」と応答。これまで前日会見などでも選手と打ち解けた様子で取材に応じていた47歳の監督は、最後まで誠実だった。 (ドーハ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、指示を出すモロッコのレグラギ監督=17日、ドーハ