高木が女子500メートルではW杯最高順位となる2位に入った。スタートからうまくスピードに乗り、「修正し切れなかった部分はあるが、一つステップを踏めたかなという感覚があった」。そう言って納得の表情を浮かべた。 北京五輪で銀メダルを獲得したが、中長距離に比べると「蓄積が少ない唯一の種目」と捉えている。この種目で第1戦に続く2度目の表彰台に立ち、「いろいろ伸ばしていける部分はあるとは思いつつも、それが難しいのも500の魅力」。日本が誇るオールラウンダーは前向きに課題と向き合っている。 (カルガリー時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕スピードスケートのワールドカップ(W杯)第4戦、女子500メートルで2位に入った高木美帆=16日、カナダ・カルガリー