FIFA会長「史上最高のW杯」=初の中東開催、高く評価
時事通信社 2022年12月17日 07:52:06
【ドーハ時事】国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長は16日、ドーハ近郊で記者会見し、決勝と3位決定戦を残すだけとなったワールドカップ(W杯)カタール大会について、「史上最高のW杯。唯一無二の結束を示した」と高く評価した。 8会場はドーハとその近郊にあり、一極集中による混乱も懸念されたが、「事故はなかった。とても楽しい雰囲気だった」。準決勝を終え、約327万人の観客を動員し、視聴者数は50億人に達したという。「世界中のファンがアラブの世界と出会うことは、われわれの将来にとって重要なことだ」と初の中東開催の意義を強調した。 大会では、モロッコがアフリカ勢初の4強入りを果たした。「サッカーが真の意味でグローバルになった。アフリカの時代が来た」と躍進を喜んだ。開幕前からカタールでは移民労働者らの人権侵害が問題視された。「労働者を保護するために、できることは何でもやった。この経験を未来に生かしたい」と述べた。 (了)【時事通信社】
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