日本でも「大谷ルール」採用=先発投手とDH兼務可能に―野球規則改正
時事通信社 2022年12月13日 19:37:57
プロとアマチュア合同の日本野球規則委員会が13日、東京都内で開かれ、2023年の公認野球規則で指名打者(DH)の規定を一部改め、先発投手とDHを兼務できるようにすることを決めた。米大リーグでは22年から採用されており、投打の二刀流で活躍するエンゼルスの大谷翔平選手が恩恵を受けることから「大谷ルール」とも呼ばれる。 プロ野球をはじめ、アマの社会人と大学でも、指名打者を使うリーグや試合で来季から適用となる。 日本ハムの新球場に関連して議論となった本塁からバックネットまでの距離の規定など、米国と日本の規則で表現に違いがある部分に関しては、文言の修正が必要かどうかを含めて検討していくことになった。 大リーグで来季導入が決まっている投球間隔の時間制限や、本塁を除くベースのサイズ拡大などについては、米国での状況を見てから検討する。 (了)【時事通信社】
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