【トリノ(イタリア)時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで初優勝を遂げた男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)が一夜明けた11日、イタリアのトリノで取材に応じ、今月下旬の全日本選手権を見据えて「日本に帰って同じような演技ができれば、また一段階成長できたことになる」と話し、一層の進化へ意欲を示した。  フリーは昨季に続いて4回転ジャンプが4種類5本の構成。今大会は4本成功させて自己ベストの得点を更新し、「やってきたことが途切れることなく実になっている」と手応えをにじませた。   女子初制覇の三原舞依(シスメックス)は演技内容に反省点が残ったことを踏まえ、「全日本で完璧にやってこそのファイナル女王。悔しさの全部を糧にしてやっていきたい」と意気込んだ。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 宇野、進化へ意欲=初優勝から一夜―フィギュアGPファイナル