空手の全日本選手権は11日、東京・日本武道館で個人戦が行われ、形の女子は大野ひかる(大分市消防局)が決勝で大内美里沙(同大)を下し、3連覇を果たした。東京五輪銀メダルの清水希容(ミキハウス)は3位。男子は西山走(大分市消防局)が初優勝した。東京五輪金で、昨年の前回大会まで10連覇の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)は出場しなかった。 組手の男子は崎山優成(近大職)が3連覇。女子は沢江優月(帝京大)が2年ぶりに制した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子個人形で優勝した大野ひかるの演武=11日、東京・日本武道館