【ドーハ時事】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会第19日は10日、ドーハなどで準々決勝の残り2試合が行われ、モロッコがポルトガルを1―0で破り、アフリカ勢初の4強入りを果たした。前半終了間際にネシリのゴールで先制し、相手の反撃をしのぎ逃げ切った。 もう1試合は前回覇者フランスとイングランドの組み合わせ。勝者は準決勝でモロッコと対戦する。 9日には、前回準優勝のクロアチア、アルゼンチンが4強入り。クロアチアは最多5度の優勝を誇るブラジルと対戦し、1―1からのPK戦を4―2で制した。アルゼンチンはオランダに2点のリードを追い付かれたものの、2―2からのPK戦で4―3と上回った。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、先制ゴールを決めるモロッコのネシリ(左上)=10日、ドーハ 〔写真説明〕ポルトガルに勝利し、歓喜のモロッコ選手ら=10日、ドーハ