プロ野球で出場機会が少ない選手の移籍活性化を目的とする「現役ドラフト」が9日に初めて実施され、12人の移籍が決まった。2015年の新人選手選択会議(ドラフト会議)で1位指名を受けた楽天のオコエ瑠偉外野手は巨人へ移籍する。  1軍で一定程度の実績がある選手の移籍もあり、阪神の陽川尚将内野手は西武が、巨人の戸根千明投手は広島が獲得した。  現役ドラフトは非公開で行われ、各球団が事前に2人以上の対象選手のリストを出した上で、少なくとも1人を獲得して1人を放出するルール。フリーエージェント(FA)権を行使したことがある選手や育成選手、外国人選手などは対象外だった。希望球団のみが参加する2巡目の指名は実施されなかった。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 オコエが巨人、陽川は西武へ=初実施の「現役ドラフト」―プロ野球