【サンディエゴ時事】プロ野球オリックスからポスティングシステムを利用して米大リーグ挑戦を目指していた吉田正尚外野手(29)が、レッドソックスと合意したことが7日分かった。関係者によると、5年契約とみられる。この日に交渉解禁となったばかりだった。 大リーグ公式サイトは、5年契約の総額9000万ドル(約122億4000万円)で、譲渡金は1537万5000ドル(約21億円)と伝えた。 吉田正は福井・敦賀気比高から青学大を経て、2016年にドラフト1位でオリックス入団。昨年まで2年連続で首位打者に輝き、今季は119試合出場で打率3割3分5厘、21本塁打、88打点。チームのリーグ連覇と26年ぶりの日本一に貢献した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕吉田正尚