サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で2大会連続となる16強入りを果たした日本代表チームが7日夕、成田空港着の航空機で帰国した。千葉県成田市内のホテルで会見に臨んだ森保一監督は「日本から熱いエールが届いていたおかげで、われわれは勇気を持って世界に挑むことができた。新しい景色を見られなかったが、新しい時代を見せてくれたと思う」と述べた。 チームはドーハで解散し、拠点の欧州に戻る選手らを除いて到着。森保監督、吉田麻也主将(シャルケ)らは航空会社の職員から花束を贈られ、笑顔を見せた。到着ロビーに選手が姿を現すと、待ち受けた約700人のファンから「日本コール」の歓声を受けた。 日本は1次リーグで強豪のドイツ、スペインを撃破。初の8強入りを目指した決勝トーナメント1回戦は、前回準優勝のクロアチアにPK戦の末に敗れた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕W杯カタール大会から帰国し、大勢の人々に迎えられるサッカー日本代表=7日午後、千葉・成田空港 〔写真説明〕W杯カタール大会から帰国したサッカー日本代表の森保監督(左手前)ら=7日午後、成田空港