国内男子ゴルフツアーの表彰式が5日、東京都内で行われ、初の賞金王となった比嘉一貴が最優秀選手賞に輝いた。 比嘉は他にパーキープ率賞なども受賞した。今季は日本ツアー選手権森ビルカップで国内メジャー初制覇を果たすなど4勝。「シーズン前から複数回優勝を目標とし、その後に賞金王が見えてきた。レベルアップを実感できた」と喜びを語った。 日本オープン選手権でアマチュア選手として95年ぶりの優勝を遂げるなど、2勝を挙げた蝉川泰果には特別賞が贈られた。10月にプロ転向し、来季に向け「プロで早く1勝を挙げ、数回優勝したい」と意気込みを示した。 最優秀新人賞は今季1勝し、パーオン率で1位の桂川有人が受賞した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕日本ゴルフツアー機構の青木功会長(左)から最優秀選手賞のトロフィーを贈られる比嘉一貴=5日、東京都内