韓国のベント監督に代わり、ベンチで指揮を執ったコスタコーチの采配がはまった。1―1の後半20分、李在成に代えて切り札の黄喜燦をピッチへ送り出す。終盤にはさらに前線の選手を代えてたたみ掛けると、黄喜燦が決勝ゴールを決めた。 「われわれには多くの勇気があった」と選手の執念をたたえ、「ベント監督にもささげたい。彼はそれに値する」と指揮官に敬意を払った。5大会ぶりとなる16強の壁突破に向けて、「相手がどこでも準備は変わらない。長所と短所を分析し、準備する」と語った。 (アルラヤン時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、勝ち越しゴールを決める韓国の黄喜燦=2日、アルラヤン(ロイター時事)