【男子ゴルフ・カシオ・ワールドオープン】最終日(27日、高知・Kochi黒潮CC、7335ヤード=パー72、賞金総額2億円、優勝4000万円) 比嘉一貴(27)が通算12アンダーの37位となり、今季1試合を残して初の賞金王を決めた。今季は4勝を挙げていた。最終戦を含めて連勝すれば逆転の可能性があった星野陸也は、19アンダーで8位だった。 チャン・キム(米国)がツアー最多記録(72ホール)を4打更新する通算32アンダーで独走し、昨年11月のダンロップ・フェニックス以来のツアー通算8勝目を挙げた。6打差の2位に岩崎亜久竜、3位は池田勇太。 ◇比嘉一貴の略歴 比嘉 一貴(ひが・かずき)10歳からゴルフを始め、宮里優作らの父、優氏が指導するジュニアクラブに所属。沖縄・本部高を経て東北福祉大に進学し、17年にプロ転向。19年のRIZAP・KBCオーガスタでツアー初勝利。今年11月のダンロップ・フェニックスで、今季4勝目となる通算6勝目を挙げた。158センチ、70キロ。27歳。沖縄県出身。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕初の賞金王を決めた比嘉一貴=27日、高知・Kochi黒潮CC 〔写真説明〕優勝トロフィーを手にするチャン・キム=27日、高知・Kochi黒潮CC