脚のけがで戦列を離れていたフランスのDFバランが今大会初出場。後半途中までプレーして勝利に貢献し、「ここにいられてとても幸せで、満足している」と喜びをかみしめた。 前回大会の優勝を知る守備の要。10月の試合で負傷し、所属先のマンチェスター・ユナイテッドから「W杯までの公式戦を欠場する」と声明が出ていた。懸命なリハビリを続け、本番に何とか間に合った。 「国のためにプレーするのは特別なこと。すべての瞬間を楽しんでいる」。けが人が続出していたチームにとって、心強い復帰となった。 (ドーハ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、ゴールを狙うフランスのバラン(左から2人目)=26日、ドーハ