札幌、IOCへプレゼン=「好意的だった」と手応え―30年冬季五輪招致
時事通信社 2022年11月24日 16:49:47
札幌市の秋元克広市長は24日、市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致に向け、国際オリンピック委員会(IOC)将来開催地委員会に対してオンラインでプレゼンテーションしたと明らかにした。秋元氏は「好意的に受けていただけた」と手応えを示した。 プレゼンを含めた報告は23日、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長も同席し、東京都内から約50分間実施。秋元氏は今月公表した更新後の大会概要案を踏まえ、気候変動対策への貢献や、既存施設を活用した会場配置計画などについて伝えた。 東京大会を巡る汚職事件については冒頭、山下会長が再発防止に向け、大規模なスポーツ大会の組織運営の在り方を検討するプロジェクトチームを立ち上げたことなどを説明。委員から質問はなかったという。 将来開催地委員会は候補地の計画を分析し、実現可能性を評価する役割を担う。IOC理事会は同委員会の提言に基づき、候補地を絞り込む。(了)【時事通信社】
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