クロアチアは攻撃の迫力を欠いた。圧倒的にボールを保持しながら、相手の素早いカウンターを警戒して効果的に前に運べず、無得点。ダリッチ監督は「慎重になってしまった。反撃を恐れて、決断力と勇気が足りなかった」と認めた。 準優勝を果たした前回大会からメンバーは半分以上が入れ替わり、初出場の選手も多い。2大会連続で率いる指揮官は「4年前との比較は難しい。ただ、良いチームであることは分かっている。これからの戦いに向けた準備もできている」と自信をのぞかせた。 (アルホル時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ボールを追うクロアチアのモドリッチ(右)とモロッコのハキミ=23日、アルホル(AFP時事)