体操男子で2012年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪の個人総合連覇など多くの偉業を達成した内村航平さんが16日、東京都内で記者会見し、現役引退後は初となる主催イベント「体操展~動く芸術~」を12月30日に生まれ故郷の北九州市で開催すると発表した。 内村さんは体操を「絵画のように見せたい」と表現。その思いに賛同した五輪金メダリストの白井健三さんや、昨年の東京五輪女子種目別ゆかで銅メダルの村上茉愛さん、ロンドン五輪女子代表の田中理恵さんらも参加する。イベントでは「進化したラジオ体操」や子どもたちとの競演、内村さんらによる演技の披露が行われるという。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕新たな体操イベントの開催を発表し、記念撮影に応じる(左から)内村航平さん、白井健三さん、村上茉愛さん=16日、東京都新宿区