障害物レース採用を可決=除外の馬術に代わる種目―国際近代五種連合
時事通信社 2022年11月13日 11:13:24
国際近代五種連合(UIPM)は12日、競技5種目からの除外を決めた馬術に代わり障害物レースの採用を正式決定した。オンラインで開いた総会で各国・地域連盟の投票を行い、約83%が支持(賛成69、反対11、棄権3)した。UIPMは実施競技入りが保留になっている2028年ロサンゼルス五輪について、障害物レースを加えた新方式を国際オリンピック委員会(IOC)に提案可能になった。24年パリ五輪は馬術を含む現行方式で実施する。 障害物レースは反り返った壁などの障害をクリアしてゴールまでのタイムを競う種目。UIPMは6月からテスト大会を重ね、多くの参加選手が満足しているとの調査結果を10月に公表した。テスト大会ではTBSテレビ番組「SASUKE」のセットも使用された。 現在の近代五種は馬術と水泳、フェンシング、射撃・ランで実施。昨年の東京五輪ではドイツチームのコーチが馬をたたいて批判された。人気低迷により五輪競技から外れる可能性が指摘され、UIPMは馬術に代わる種目を検討していた。(時事)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 障害物レース採用を可決=除外の馬術に代わる種目―国際近代五種連合 」