日本ハムの近藤健介外野手(29)が8日、今季取得した海外フリーエージェント(FA)権の行使を球団に伝え、申請書類を提出した。近藤は「ファイターズからはありがたいオファーを提示してもらった。侍ジャパンに向けて集中する中で、もっと考える時間と材料が必要だと判断し、この決断に至った」とコメントした。 近藤は広角へ打ち分ける打撃と選球眼が光る左の好打者でロッテ、ソフトバンクなどが獲得に興味を示している。 2012年に横浜高からドラフト4位で日本ハム入団。18年から3年連続で打率3割以上をマークし、19、20年は最高出塁率のタイトルを獲得した。故障離脱があった今季は99試合出場で打率3割2厘、8本塁打、41打点。通算成績は出場1014試合で打率3割7厘、52本塁打、446打点。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕近藤健介選手