今夏、右膝を大けがし、リハビリ中の宮市も横浜Mの歓喜に加わった。アウェーの一戦に同行し、表彰式で一度は遠慮したが、主将の喜田から受け取ったシャーレを思い切り高く持ち上げた。「想像以上に重かった。おこがましいくらいだが、ありがたかった」 欧州から帰国して昨夏加入し、今季はJ1初ゴールを挙げるなど復活。しかし、約10年ぶりに返り咲いた日本代表の東アジアE―1選手権で、右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂。現在は復帰に向けて地道に取り組んでおり、来季は元気な姿を見せたいところだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕3年ぶり5度目の優勝を決め、喜ぶ横浜Mの宮市(手前中央)ら=5日、ノエスタ