神戸の大迫は、ワールドカップ(W杯)カタール大会代表26人から落選後、初めて公の場に姿を見せた。横浜M戦後に取材に応じ、「メンバーに入っていない。それだけ」とさばさばと話した。バックアップ要員として要請を受けたというが「誰かのけがを祈りたくない。選ばれた人がやるべきだ」と断った。 今季はコンディション不良が相次いだ。10月に入ってからは復調し、この日もフル出場。攻撃をけん引したが、残留争いに追い込まれたチームと共に、期待を裏切った。かみ合わなかった1年を振り返り「今季をいい教訓としたい。来季は挑戦者精神で頑張りたい」と意気込んだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、シュートを放つ神戸の大迫(左)=5日、ノエスタ