【ロンドン時事】国際サッカー連盟(FIFA)が、ワールドカップ(W杯)カタール大会の出場チームに対し、競技に集中するよう求める書簡を出したことが4日、分かった。ロイター通信などが伝えた。カタールは移民労働者や性的少数者(LGBTQ)らへの人権侵害を指摘され、選手からも批判の声が上がっている。  FIFAのインファンティノ会長らが出した書簡では、サッカーはイデオロギーや政治的な争いに巻き込まれるべきではないとし、「ある民族や文化、国家が他の国よりも優れているということはない。サッカーが主役になるように」とつづった。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 W杯出場国に「サッカーに集中を」=カタールの人権侵害批判巡り―FIFA