福岡国際マラソン2022(12月4日、福岡・平和台陸上競技場発着)を主催する日本陸連の尾県貢会長らが4日、福岡市内で記者会見し、大会の概要などを発表した。 従来の福岡国際マラソンが昨年12月、財政難を理由に75回の歴史に幕を下ろした。今年3月、新たな協賛企業の獲得などにより運営体勢を一新し、後継大会として開催することが決定。尾県会長は「ランナーやマラソンファンから惜しむ声があり、(伝統を引き継ぐ)使命を感じていた。新たなスタートを切ることができる」と語った。 これまで通り男子のエリートマラソンとして実施し、今回の招待選手は村山謙太(旭化成)、宮脇千博(トヨタ自動車)ら18人。12月4日は山口県内で防府読売マラソンも予定されており、日程が重なることになる。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕福岡国際マラソン2022の記者会見に出席した日本陸連の尾県貢会長=4日午後、福岡市