次期会長は30日に決定=理事総辞職はせず―バドミントン協会
時事通信社 2022年11月03日 21:02:10
日本バドミントン協会は3日、東京都内で臨時の評議員会を開き、協会の不正行為の責任を取って辞任する関根義雄会長、銭谷欽治専務理事の後任を30日の臨時理事会で決めることなどが報告された。 協会は元職員による約680万円の私的流用を公表せず、第三者委員会による調査で不正行為の隠蔽(いんぺい)が認定された。会議にはリモートも含め55人の評議員全員が出席。「(2人の)辞任だけでは世間は納得しない」などの声が上がり、理事の総辞職を求めた評議員もいたが、議論はされなかった。 後任の会長と専務理事は現職の理事から選出する。理事の入れ替えについて、協会の葉玉匡美顧問弁護士は「今のバドミントン協会(の定款)ではすぐに選任することはできない」と説明した。来年6月の理事改選で、協会は外部理事と女性理事を増やす方針。 選手らが不服を申し立てた場合に、自動的に日本スポーツ仲裁機構に判断が委ねられる「自動応諾条項」に協会が復帰したことも報告された。昨年5月に離脱していた。(了)【時事通信社】
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