西武の森友哉捕手(27)が1日、球団を通じて、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明した。西武は既に複数年契約を提示しており、宣言残留を認める方針。 森は「球団の方と話をさせていただく中で、必要としてくれているという思いを強く感じた。その一方で、自分に興味を持ってくれる(他の)球団があれば、その話も聞いてみたいと思う」との談話を出した。 強打の捕手、森は大阪桐蔭高からドラフト1位で2014年に入団。19年に打率3割2分9厘で捕手として史上4人目の首位打者に輝き、パ・リーグの最優秀選手に選ばれた。今季は右手人さし指骨折での離脱もあり、102試合出場で打率2割5分1厘、8本塁打、38打点。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕プロ野球・森友哉選手(球団提供)