プロ野球の日本シリーズ(7試合制)は29日、神宮球場で第6戦が行われ、パ・リーグ覇者のオリックスが、セ王者のヤクルトを3―0で破って対戦成績を3勝2敗1分けとし、1996年以来で阪急時代を含む5度目の日本一に王手をかけた。ヤクルトは第4戦から3連敗で、球団史上初となる2年連続の頂点へ後がなくなった。 オリックスは六回に杉本の右前打で均衡を破り、九回は敵失と犠飛で加点。山崎福ら5投手の継投で零封した。 第7戦は30日午後6時30分から神宮球場で行われる。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕6回、先制適時打を放つオリックスの杉本=29日、神宮 〔写真説明〕9回、ヤクルト・マクガフ(手前)の悪送球により生還したオリックスの安達(右)=29日、神宮