プロボクシングの世界ライトフライ級王座統一戦(11月1日、さいたまスーパーアリーナ)を前に、世界ボクシング評議会(WBC)王者の寺地拳四朗(BMB)が27日、東京都内のジムで練習を公開した。相手の世界ボクシング協会(WBA)スーパー王者、京口紘人(ワタナベ)は2階級制覇の強敵だが、「どこかで倒れてくれるだろうなとイメージしている。いい勝ち方になると思う」と自信を示した。 減量は順調に進んでいるそうで、練習中はシャドーボクシングでカメラ一台一台に向けてパンチを繰り出すサービスをするなど、終始リラックスした様子。記者会見では冗談を飛ばし、笑顔も見せるなど余裕たっぷりだった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕シャドーボクシングをするWBCライトフライ級王者の寺地拳四朗=27日午後、東京都練馬区