ヤンキースのジャッジは短期決戦で本領を発揮できなかった。レギュラーシーズンでア・リーグ新記録の62本塁打をマーク。チームを力強くけん引してきたが、ポストシーズンの9試合では打率1割3分9厘、2本塁打、3打点。15三振を喫するなど苦しんだ。1点を追う九回2死では投ゴロに倒れ、最後の打者に。敗退が決まり、「相手の方がいいプレーをしていた。目標を達成できなかった」と下を向いた。 (ニューヨーク時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ア・リーグ制覇を決めて喜ぶアストロズの選手と、最後の打者となったヤンキースのジャッジ(中央)=24日未明、ニューヨーク(EPA時事)