【ソウル時事】2024年パリ五輪で初めて実施されるブレイクダンスの世界選手権最終日は22日、ソウルで行われ、女子は湯浅亜実(ダンサー名AMI)が決勝で中国選手を下し、2019年の第1回大会に続く2度目の優勝を果たした。昨年覇者の福島あゆみ(同AYUMI)は3位。準決勝で湯浅に敗れ、3位決定戦は津波古梨心(同RIKO)に勝った。 男子で全日本選手権2連覇の半井重幸(ダンサー名SHIGEKIX)は決勝でカナダ選手に敗れ、準優勝だった。 ◇湯浅亜実の略歴 湯浅 亜実(ゆあさ・あみ)ダンサー名AMI。8歳からブレイクダンスを始める。18年に世界最高峰大会「Red Bull BC One」、19年に世界選手権でいずれも初代女王。20年全日本選手権優勝。22年は国際総合大会ワールドゲームズで金メダル。23歳。埼玉県出身。 ◇半井重幸の略歴 半井 重幸(なからい・しげゆき)ダンサー名SHIGEKIX。7歳からブレイクダンスを始める。18年ユース五輪銅メダル。20年に世界最高峰大会「Red Bull BC One」を最年少18歳で制した。22年は全日本選手権2連覇、国際総合大会ワールドゲームズで銅。20歳。大阪府出身。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ブレイクダンス世界選手権の女子で優勝した湯浅亜実(ダンサー名AMI、中央)と3位の福島あゆみ(同AYUMI、右)=22日、ソウル