北海道・苫小牧中央高の斉藤は、緊張の面持ちで待っていた。広島に1位指名された瞬間は安堵(あんど)の表情。「すごく光栄」と喜びをあらわにし、「いち早く1軍で活躍できるように、小さなことから一生懸命取り組んで、球団の意向に沿えるように頑張りたい」と抱負を述べた。  189センチの長身から投げ下ろす直球が武器の本格派右腕で、「まずストレートを磨いていきたい」。甲子園出場は果たせなかったが将来性を買われ、次世代のエース候補として期待されている。新井新監督の印象を「すごく頼もしい方というイメージ」と語り、2桁勝利を目標に掲げた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕広島に1位指名され、記者会見する苫小牧中央高の斉藤優汰投手=20日、北海道苫小牧市 〔写真説明〕広島に1位指名され、笑顔でポーズを取る苫小牧中央高の斉藤優汰投手(中央)=20日、北海道苫小牧市
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 北海道・苫小牧中央高の斉藤「小さなことから」=プロ野球ドラフト