7月に米国で行われた陸上の世界選手権男子100メートルで、日本選手として初めて決勝に進んで7位に入賞したサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が17日、東京都内で契約メーカーの報告会に参加し、「ここからが本当のスタート。競技者としてステップアップして金メダル、世界記録へ向けて頑張りたい」と意欲を口にした。  東京五輪のあった昨季は腰の故障に苦しんだが、今季は見事に復活。世界選手権決勝のスタートラインに立った時の心境を「ものすごく緊張している自分と、何とか冷静にいこうという自分がいた」と振り返った。   報告会後には取材対応。メダリストとの差については「結果に対するハングリーさが一番足りない」と痛感したという。来季は、2017年の世界選手権で7位に入賞した200メートルとの両立も視野に「自分的には200メートルの方が好き。出る機会があったら、もっと走っていきたい」と誓った。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕契約メーカーからプレゼントを贈られ、笑顔のサニブラウン・ハキーム=17日、東京都品川区
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 サニブラウン「ステップアップを」=金メダル、世界記録へ意欲―陸上