ソフトバンクの柳田が勝負強さを見せた。前日から一つ打順が上がり3番で先発。1―1の三回1死一塁で宮城の内角高めの直球を右翼線へ運ぶ二塁打。一塁走者の周東が俊足を飛ばして本塁に生還した。「周東が速かった。そこに尽きる。周東ありがとう」と笑顔で振り返った。 前日こそエース山本の前に無安打に抑えられたが、西武とのファーストステージでは2試合連続本塁打。「どの試合も勝ちたい。一戦一戦(が大事)ではないか」と話していた主砲が底力を発揮した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕3回、勝ち越しの適時二塁打を放つソフトバンクの柳田=13日、京セラドーム