ヤクルトの小川が、エースの気概を見せた。大事な初戦のマウンドを任され、走者を背負っても併殺でしのぐ。二回無死二塁では原口に8球もファウルで粘られたが、最後は空振り三振で根比べを制した。七回途中1失点の内容に「少しバテたけど、試合をつくれてよかった」と笑った。 今季は2年連続の開幕投手を務め、ローテーションを守り切った。CSでは自身7年ぶり勝利。「みんな団結して力を出せている。いい勢いでスタートできた」と満足そうに振り返った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕力投するヤクルト先発の小川=12日、神宮