ソフトバンクは押し出し四球で主導権をオリックスに渡した。四回1死満塁で石川が杉本を歩かせて先制され、五回途中から登板した大関も制球が不安定。吉田正を申告敬遠で満塁としてから、頓宮と西野に連続四球を与えた。相手エースの山本が好投しており、藤本監督は「1点の大きさを分かっているから余計に慎重になった。開き直って自分を信じて投げてくれたらよかった」と指摘した。 ポストシーズンで敗れるのは2019年のCSファーストステージ第1戦以来で、連勝は18で止まった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕5回、二者連続で押し出しの四球を与えたソフトバンク2番手の大関(左)=12日、京セラドーム