本拠地の大歓声に後押しされ、ヤンキースのコールが初戦で頼もしい投球を見せた。三回に先制ソロを許したものの、その後の満塁のピンチを切り抜け、七回途中まで1失点。降板時には総立ちのファンから拍手を浴び、「まだ試合は終わっていなかったが、感謝したい気持ちになった。とても特別な瞬間だった」と振り返った。 昨年のポストシーズンでは、レッドソックスとのワイルドカードゲームで三回も持たずにマウンドを降りた。今回はエースの役割を果たし、「良い仕事ができたので、また次の試合に向けて準備していく。ただそれだけだ」と力強かった。 (ニューヨーク時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ア・リーグ地区シリーズ第1戦ガーディアンズ戦に先発登板し、力投するヤンキースのコール=11日、ニューヨーク