日本で開催される米男子ゴルフのZOZOチャンピオンシップ(13~16日)開幕を控えた11日、前年優勝の松山英樹が会場の千葉・習志野CCで記者会見し、「連覇は簡単なものではないが、それに挑戦できるのは僕だけ」と米ツアー通算9勝目に向け抱負を語った。 この日はコースに出る前にショットの感触を念入りに確認。「ショットに関しては不安な部分があるけど、(調整できる日が)あと1日あるので、しっかりいい状態に持っていけるようにしたい」。練習ラウンドでは観客に見守られながらアウトの9ホールを回った。このコースは2019年も2位と相性が良く、「きょうもたくさんギャラリーが来た。もっといいプレーをして期待に応えたい」と意欲十分だった。 松山は予選ラウンド2日間を東京五輪金メダルのザンダー・シャウフェレ(米国)、米ツアー1勝のティレル・ハットン(英国)と回る。シャウフェレは「ヒデキと回るのは楽しい。観客もこの大会に力を与えてくれると思う」と話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ZOZOチャンピオンシップ開幕を前に調整する松山英樹=11日、千葉・習志野CC