DeNAの大和が勝負強さを見せた。緊迫した投手戦の中、五回に先頭宮崎が左前打、ソトが右翼線二塁打を放って無死二、三塁。絶好機で回り、「何とか走者をかえすことだけを考えて打席に入った」。フルカウントから速球をコンパクトなスイングで捉え、鋭く中前へはじき返した。  途中出場の第1戦は1打席凡退。スタメンのこの日は、試合前に田代巡回打撃コーチから「頼むぞ」と声を掛けられ、「その一言でスイッチが入った」。17年目のベテランが、ファイナルステージへの道をつなぐ仕事をした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕5回、先制の適時打を放つDeNAの大和=9日、横浜
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 勝負強さ見せた大和=プロ野球CS・DeNA