昨年の東京パラリンピックのバドミントン男子シングルスで金メダルに輝いた梶原大暉(日体大)が、第1戦の始球式を務めた。車いすから右腕を力強く振ってノーバウンド投球を見せ、「野球少年だったので、夢の舞台。機会をいただき感謝している」と笑顔で振り返った。 出身地福岡での始球式は、パラよりも緊張したと言うが、「もう緊張しないと思う」。2024年パリ大会での活躍も期待される20歳にとって、大きな経験になったようだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕始球式で投球する、東京パラリンピックのバドミントン男子シングルスで金メダルに輝いた梶原大暉=8日、ペイペイドーム