【タシケント時事】柔道の世界選手権は6日、タシケントで開幕する。5日は各階級の組み合わせが発表され、男子66キロ級で東京五輪金メダリストの阿部一二三(パーク24)と大会3連覇を狙う丸山城志郎(ミキハウス)は別のブロックに入った。順当にいけば決勝で対戦する。 女子48キロ級で東京五輪銀の渡名喜風南(パーク24)と連覇を目指す角田夏実(了徳寺大職)も別ブロックとなった。 初日に行われる男子60キロ級には、4度目の優勝を目指す東京五輪金の高藤直寿(パーク24)が登場。全日本柔道連盟を通じ「毎回トップバッターなので、今回も金メダルを取って、日本チームに良い流れを持ってきたい」と意気込んだ。 日本選手にとっては2024年パリ五輪の選考が本格化する重要な大会。男女の個人戦7階級と男女混合の団体戦が実施される。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕世界柔道の開幕に向けて練習した男子60キロ級の高藤直寿(右)と女子48キロ級の渡名喜風南(中央)と角田夏実=5日、タシケント(全日本柔道連盟提供)