エンゼルスの大谷は、今季最終戦となる5日(日本時間6日)のアスレチックス戦での先発登板に備え、キャッチボールなどで調整した。シーズンの規定投球回到達まであと1イニング。同一年に規定打席数とともにクリアすれば、ワールドシリーズが始まった1903年以降では初の快挙となる。 今季の投球についてワイズ投手コーチは「昨年に比べ、全てが良くなった。シーズンを通しても成長している。彼が投げるたびに、試合に勝てる可能性が非常に高いと感じた」と高く評価する。 指名打者として出場した3日の試合では、五回に右中間へ二塁打を放ち、日米を通じて自身最長を更新する18試合連続安打。一塁走者をかえし、2年連続の100打点まであと5とした。 (オークランド時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕アスレチックス戦の5回、適時二塁打を放つエンゼルスの大谷=3日、オークランド