11月にオーストラリア代表との強化試合に臨む野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーが4日に発表され、プロ野球で史上最年少の三冠王に輝いた村上宗隆内野手(ヤクルト)、4月に完全試合を達成した佐々木朗希投手(ロッテ)ら28人が選ばれた。佐々木朗ら15人が初。今回は米大リーグでプレーする選手は選出されなかった。  日本代表は11月5、6日に東京ドームで日本ハム、巨人と対戦した後、9、10日に札幌ドームで豪州代表と戦う。来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けた選手選考の一環になる。栗山英樹監督は「3月に勝ち切るためにやっておかないといけないことを引っくるめて、しっかり戦う」と話した。  投手は13人で、DeNAのエース今永昇太、巨人の戸郷翔征らを選出。捕手は甲斐拓也(ソフトバンク)ら経験豊富な3人で、内野手は東京五輪にも出場した村上ら6人、外野手は佐藤輝明(阪神)、近藤健介(日本ハム)ら6人となった。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 村上、佐々木朗ら28人=栗山監督「しっかり戦う」―侍ジャパン強化試合