第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」は1日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎに天皇、皇后両陛下をお迎えして総合開会式が行われた。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。栃木県では1980年以来42年ぶり。 日本スポーツ協会の伊藤雅俊会長は開会式で「この2年間、アスリートを含む多くの方々が大変な苦労をしてきた。この大会に出場する皆さんは悔いのないようベストを尽くし、国体を楽しんで」とあいさつした。 栃木県選手団で東京五輪スポーツクライミング男子代表の楢崎智亜(栃木県スポーツ協会)、同ホッケー女子代表の狐塚美樹(グラクソ・スミスクライン)が選手宣誓。ブルーインパルスの祝賀飛行も行われた。 会期前に実施された水泳などを除く35競技と特別競技の高校野球が行われる。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕3年ぶりの開催となった国民体育大会の開会式で入場行進する選手ら=1日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ