復帰戦の紀平「次につながる」=地方大会で1年5カ月ぶり―フィギュア女子
時事通信社 2022年09月24日 21:03:37
フィギュアスケート女子の2019、20年全日本選手権覇者で、右足首負傷から復帰した紀平梨花(トヨタ自動車)が24日、名古屋市内での中部選手権で約1年5カ月ぶりとなる実戦に臨んだ。ショートプログラム(SP)で56.69点の6位。「大きなミスなく終えられた。次につながる演技だった」と振り返った。 紀平は右足首の距骨疲労骨折が完治していないため、今大会は難度を下げて演技。SPはダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転サルコー―2回転トーループ、3回転トーループを跳んだ。12月の全日本選手権に通じる大会。25日のフリーに向け「無事に(けがが)悪化せず終えられることが目標」と話した。 トリプルアクセル(3回転半)を持ち味とする紀平は、2018年グランプリ・ファイナル覇者。20年全日本選手権では4回転サルコーを決めて連覇を果たしたが、昨季は負傷のため大会に出場できず、北京五輪出場を逃した。 (了)【時事通信社】
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