ソフトバンクの明石健志内野手(36)が23日、今季限りでの現役引退を表明した。福岡市内で記者会見に臨み、「ホークスで野球をしてホークスで引退できたことが一番誇れる。感謝しかない」と語った。 近年は腰痛の影響もあり、出場機会が激減。「走攻守において物足りなさを感じていた。150キロの球をはじき返せなくなり、走っても加速や切れが以前とは違った」と決断の理由を説明した。 2004年に前身のダイエーに入団し、19年間ホークス一筋。現役でただ一人、ダイエーでプレーした野手となっていた。「良い仲間に恵まれて、その中で野球ができたことはとてもうれしい」と話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕今季限りでの現役引退を表明し、記者会見するソフトバンクの明石健志内野手=23日午後、ペイペイドーム(球団提供)