西武は延長戦に持ち込む粘りも実らず、連敗が今季ワーストに並ぶ7に伸びた。抑えの増田が、今季初めてのイニングまたぎとなった十一回に浅村に勝ち越しソロを浴びるなど2失点。九回までに増田、本田以外の投手を起用していたことが裏目に出た格好となった。 辻監督は「必死に勝ちにいったんだけど。本田を使って打球でも当たったら、(野手の)平沼が投げるしかないし」。歯車がかみ合わないことを嘆いた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕延長11回、楽天の浅村(奥)に決勝ソロを打たれた西武の増田=19日、ベルーナドーム