渋野は優勝争いに加われなかった。2番、3番と寄らず入らずのボギー。9番と11番でダブルボギーをたたくなど、「ショットもあまり良くなかったし、いい流れをつかめないまま終わってしまった」。 後半は14番(パー4)で第2打を1.5メートルにつけてバーディー。15番は長いパットを沈め、連続バーディーを奪う場面もあったが、不安定なプレーに終始した。「4日間ちゃんとしたゴルフをしていかないと、上位で戦うことはできない」。予選落ちが2試合続いた後に迎えた優勝のチャンスをふいにし、厳しい表情だった。 (ポートランド時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕1番でティーショットを放つ渋野日向子=18日、オレゴン州ポートランド