プロボクシングのバンタム級世界主要3団体統一王者の井上尚弥(大橋)が18日、米国での合宿から帰国して羽田空港で取材に応じ、「向こうの選手、トレーナー、関係者が見ている中でスパーリングをやるのは刺激的だった。いいトレーニングになった」と語った。 世界6階級制覇を果たしたマニー・パッキャオ(フィリピン)が拠点としたことで知られるロサンゼルスの「ワイルドカードジム」で、弟の井上拓真(大橋)らと練習を積んだ。井上尚は5日間に分けてスパーリングを行い、スーパーバンタム級の世界ランカーやトップアマらと拳を交えた。 井上尚はバンタム級で世界主要4団体の王座統一を懸け、世界ボクシング機構(WBO)王者のポール・バトラー(英国)と年内に対戦する見通し。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕米国での合宿を終え、帰国した井上尚弥=18日、羽田空港