今季限りで現役を引退するオリックスの能見篤史投手(43)が16日、京セラドーム大阪で記者会見し、「悔いはない。長い現役生活だったが、本当にやり切ったという感じ」と晴れやかな表情で話した。現役投手最年長の左腕。阪神、オリックスでの18年間で通算104勝を挙げた。  昨年は26試合に救援登板し、リーグ優勝に貢献。今季の契約を結ぶ際に引退の意思を球団に伝えていたことを明かし、「(コーチ)兼任という立場で選手が成長していく姿がうれしかった。その時点で選手としての気持ちも薄れていた」と説明した。  30日のロッテ戦(京セラ)で引退セレモニーが行われる。チームは優勝を目指して厳しい戦いが続くとあって、「(登板)機会があるか分からないが、できることをしていきたい」と話した。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 オリックスの能見、引退に「悔いない」=現役投手最年長43歳―プロ野球