巨人の岡本和が、シーズン最終盤でようやく復調してきた。二回に左越えの同点ソロ、四回にはバックスクリーンへ勝ち越しの27号ソロ。今季初の1試合2発に、「悪いなりに取り組んでいる。残り少ないが、しっかりやりたい」と意気込んだ。 長く不調にあえいだ中、9月の打率は4割に迫る3割9分5厘。クライマックスシリーズ(CS)進出へ、主砲の復活はチームにとっても好材料だ。試合ではヤクルトの村上が55号に到達。岡本和は素直に「えぐい。誰が見てもすごい」と脱帽した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕4回、2打席連続となるソロ本塁打を放つ巨人の岡本和(右)=13日、神宮 〔写真説明〕2回、同点のソロ本塁打を放ちナインに迎えられる巨人の岡本和(左手前)=13日、神宮